段落設定のインデントについてです。
インデントは、余白をつくるためにします。

「インデント(左)」、「インデント(右)」、「一行目左インデント」、「段落の間隔」の4種類があります。
インデント(左)
範囲内の文章の左端に余白を作ります。

数値の部分を半角数字打って変更するか、数値の左側の▲マークをクリックすることで数値を変えることでインデントできます。
サンプルに文章を打ってみます。

四角い範囲内に文章が打ってあります。
文章を選択した状態で、「インデント(左)」の数値を変更してみます。

今回、数値を14ptにしてみました。
すると、文章の左側に14pt分の余白ができた事がわかります。
※ちなみに
数値はマイナスにすることもできます。
今回14ptにした部分を-14ptにすると、範囲の左側に14pt分文章がはみ出た状態になります。
インデント(右)
次は、右です。

左側と同様、右側に余白ができます。
今回14ptにしたので、文章の右側に14pt分の余白が出来ました。
一行目左インデント
一行目だけ左にインデントします。

14ptの数値を入れたので、段落の一行目が14pt分左に余白が出来ました。 段落の一行目ということなので、改行ごとの一行目の左側に余白ができます。
段落の間隔
段落の間隔が広がります。

14ptの数値を打ったので、その分段落ごとの間隔が広がりました。
※注意点
最初に作った範囲(文章を打ってる範囲の大きさ)が小さいと、間隔が広がった事によって文章がはみでてしまって表示されない場合があります。 表示されないとまずいので、範囲を白ポインタで拡げて、文章が収まるようにしましょう。

本来あるはずの文章が、範囲からはみ出て表示されていないと、上の画像の様に、範囲の最後の文字の部分に「四角に+」のマークが出ます。
このまま印刷をしたりすると、そのまま表示されない状態で印刷されてしまうので要注意です。 範囲を拡げて、文章が範囲内におさまるように調整しましょう。

範囲が小さくて、文字がはみ出てしまうというミスは意外とうっかりやってしまいがちです。 範囲内に文章を入れた場合は、最終的にマークが出ていないかチェックしてみましょう。
※ちなみに
はみ出ている文章は無いのに、範囲内から文章がはみ出ているマークが出ているので範囲を拡げてみたら、マークが出なくなったという事があります。
この場合は改行や、空白スペースが、範囲外にはみ出ているという事が考えられます。 目に見えないけどはみ出ているという事ですね。
もし、改行や空白スペースが要らなければ、範囲を拡げなくても、改行や空白スペースを削除することで範囲内に文章がおさまるようになる場合もあります。
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