トンボの意味と作成
印刷物を作成する時は、大抵トンボをつけます。
トンボとは、印刷する範囲をわかりやすく示したモノです。
例えば、A4の広告を作る場合はA4の大きさの長方形を作って「フィルタ」の「クリエイト」から「トリムマーク」をクリックでA4用のトンボが付きます。
メニューの「フィルタ」の項目はCS4以降廃止されました。CS4以降は「トリムマーク」を選択するにはメニューの「効果」→「トリムマーク」で選ぶことができます。
この場合、長方形がA4サイズで、トンボの外側の線はA4から3mmの距離があります。トンボの内側の線同士の延長上にA4の角がきます。ちょっと、複雑な説明になってしまいましたが、あまり深く考える必要はありません。
A4のサイズとA4から3mm大きいサイズの目安となる線と思っておけば良いと思います。
このトンボは印刷するときの基準となる線なので、ずれたりしないようにレイヤーを別にしてロックして作業しましょう。
トンボ作成時の注意点
印刷の範囲を間違えないように気をつけましょう。
背景に色をつけてる場合や模様が入ってる場合はトンボの外側の線まで塗り足しましょう。
塗り足しは印刷範囲ギリギリまで背景を付けたい場合に重要です。もし、印刷範囲のA4サイズまでピッタリで背景色を付け、塗り足しをつけなかった場合万が一、0.5mm、0.2mmなど空きが出来る可能性があります。
すると印刷後、A4印刷物の端っこに白い線(背景色が印刷されていない部分)が入ったりしてかっこ悪くなってしまいます。この白い線は背景色がギリギリで足らなかったためです。このような失敗がないように3mmの塗り足しを付けます。
3mmも塗り足しがあればこの失敗は起きないし、塗り足しできているか確認もすぐできます。
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