アウトライン化データの保存について
イラストレーターのデータを印刷に出す時は全てアウトライン化したデータを作ります。過去にも書いたように相手先のPCにフォントが入ってなくて文字化けして文字が読めない、デザインが崩れてしまう、という事態をさける為です。
過去記事:文字をアウトライン化する
ここで、やってはいけない失敗は「保存」です。
データは「別名で保存」をします。
「保存」で上書きしてしまうとアウトライン前のデータがなくなってしまうからです。
アウトライン化したデータのみになってしまうと後から文字の変更をしたい時にも文字を打つことが出来ません。
ですから「別名で保存」をえらび、アウトライン前のデータとアウトライン化データの2つを残さねばなりません。
これなら、文字の修正があっても、アウトライン前を修正してまた「アウトライン化」すれば済みます。
修正がなくても一度使ったデータを再度別の機会に使うことは多いのでそのためにもアウトライン前のデータは取っておきましょう。
私も過去に疲れきっていた時、ついつい「別名で保存」するつもりが、「保存」で上書きしてしまったのです。その後データを修正する事があり大変苦労しました。アウトライン化データは慎重に別名保存しましょう。
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