アートボードの並べ方を変えよう
以前アートボードの基本的な機能や座標での配置方法について紹介しました。アートボードの機能を使用する
今回はアートボードの並べ方を変えて複数のアートボードを折り返して作業しやすいようにしてみます。
まずアートボードを複製や新規アートボード作成でアートボードを増やしてみます。

アートボードを増やしていくと右側に1つずつ追加されていきます。
この作業を繰り返すと最終的にアートボードがカンバスの端に到達します。

さらにアートボードを増やそうとすると「再配置してください」の警告がでます。
再配置を設定することでアートボードの並べ方を変えることができます。
では、再配置をしてみます。

アートボードのパレットの右上をクリックして「アートボードを再配置」をクリックします。

上から順に
- レイアウト
- 横列数
- 間隔
- オブジェクトと一緒に移動
という項目が並んでいます。
順に設定していきます。
今回はレイアウトを一番左のボタンを選び、左から横に並ぶようにします。
次に横列数を4にしました。
これで右から4つアートボードが並んで5つめからは折り返しされます。
間隔は10mmにしました。これはアートボード間の間隔になります。
そしてオブジェクトと一緒に移動にチェックをいれます。
今回はオブジェクトがないのでチェックはいらないのですがアートボード内にオブジェクトが配置されている場合はアートボードの配置が変わってしまうとオブジェクトとアートボードが離れ離れになってしまいます。
アートボードの配置が変わったらその中のオブジェクトも一緒に移動させたい場合は必ずチェックしておきましょう。

OKして画面を見てみましょう。
アートボードが再配置されました。
横に4つで折り返されていることがわかります。
このようにアートボードの再配置をすると複数アートボードを扱うのに大変便利です。
では、ほかにはどんな種類の配置方法があるのでしょうか。
もう一度、アートボードの再配置の「レイアウト」の項目を見てみましょう。

レイアウトの項目を見るとボタンが4つ並んでいます。
アートボードを並べる方向をここで選ぶことができます。
左から
- 横に配列
- 縦に配列
- 横一列
- 縦一列
となります。
項目はさらに4つあります。
右端の矢印マークをクリックしてみましょう。

さらに4項目が表示されました。
右から順に
- 右から横に配列
- 右から縦に配列
- 右から横一列
- 縦一列
となります。
縦一列は先の項目と同じですが他は右から並べる項目となっています。
このようにアートボードの再配置で作業に適した並べ方をすることができます。
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