線幅の太さでオブジェクトの塗りの面積が狭くならないようにする

オブジェクトに線を付ける場合に線幅が細いとあまり気になりませんが、線幅を太くすると塗り部分がとても狭くなってしまう事があります。

今回、線の位置を変更して塗りが狭くならないようにしてみます。

茶色い塗りの四角形

四角形を作成しました。

この四角形に線を付けて試してみようと思います。

線を中央に揃える

線を中央に揃えた四角形

四角形にピンク色の線を付けてみました。

比較できるように上に線を付けていない四角形を作っておきました。

つまり上下とも同じ大きさの四角形です。

今回30ptという太い線を付けたのですが茶色の塗りの面積が小さくなっているように見えます。

線パレットの「線の位置」を確認してみましょう。

1番左のボタン「線を中央に揃える」が選ばれています。

この状態で線を付けると、線は内側と外側に均等に太くなります。

30ptの線なので内側に15pt、外側に15ptという事になります。

その為に内側の15pt分だけ茶色の塗りが小さくなってしまったのです。

線を内側に揃える

線を内側に揃えた四角形

今度は線パレットの「線の位置」を隣の「線を内側に揃える」に変えてみます。

すると、今度はピンク色の線が内側方向のみに太くなります。

上の茶色の四角と比べると線が内側のみに太くなっていることがよくわかります。

この場合は、内側に30pt分太くなっている為、先程よりも茶色の塗り部分が小さくなっています。

線を外側に揃える

線を外側に揃えた四角形

次は線パレットの「線の位置」を一番左の「線を外側に揃える」に切り替えます。

今度は線が外側方向のみに30pt分太くなります。

外側のみ太くなるので塗り部分は元々の大きさのままです。

このように外側に揃えると塗り部分を狭くすることなく線を付けることが出来ます。

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