整列パレットを使用するとオブジェクトを整列させることができますが、今回はその整列の基準を変更してみようと思います。
選択範囲に整列をさせる
整列パレットを見てみると
に分類されています。
右下を見ると「整列:」と書いてあり、その下にマークが表示されています。この部分に今現在どういう基準に設定されているかがわかります。

上の画像のように色違いの四角いオブジェクトを6個バラバラの作成しました。

右下のマークを確認しましょう。
現在右下のマークは「選択範囲に整列」のマークになっています。これは整列させる際の基準となります。
このマークはクリックすると他のマークに切り替えることができます。
とりあえず「選択範囲に整列」を使用してみます。

6個のオブジェクトを整列させてみようと思います。
すべてのオブジェクトを選択しました。

そして整列パレットの「垂直方向中央に分布」をクリックします。
するとオブジェクトが整列しました。
オブジェクトは元々配置されていた場所の範囲内で整列されていることがわかります。
アートボードを基準に整列する
今度は基準をアートボードにして整列させてみましょう。

上の画像のようにマークを切り替えます。

全てのオブジェクトを選択して 「垂直方向下に揃える」をクリックして下揃えになるようにします。

オブジェクトが下揃えで揃いました。
今回は「アートボードに整列」を選んでいるのでオブジェクトが下揃えになっただけではなくアートボードの一番下の位置で揃っていることがわかります。
キーオブジェクトに整列させる
今度は「キーオブジェクトに整列」を使用してみます。

「キーオブジェクトに整列」のマークはオブジェクト未選択時には切り替えることができません。

オブジェクトを選択します。
すると「キーオブジェクトに選択」が選べるようになります。

オブジェクトを全て選択したあとでさらにキーオブジェクトにしたいオブジェクトを選びます。
今回は赤い四角をクリックして選びました。

整列パレットの「垂直方向中央に分布」をクリックします。
キーオブジェクトに整列しました。
今回赤い四角をキーオブジェクトにしたので、赤い四角の位置は元々の位置のままです。
その他の四角が赤い四角を基準に揃ったことがわかります。
このように、整列する際用途に合った基準を選ぶことができます。
広告
この記事へのコメント