Illustratorのアップデートで画像の切り抜きができるようになった

IllustratorCC2017のアップデートで画像の切り抜きができるようになったらしいので試してみました。

2017年4月7日にIllustrator30周年記念アップデートで新機能追加、画像切り抜き(トリミング)がイラレ上で完結できるようなので試してみました。

30周年を迎えたAdobe Illustrator CC 2017のアップデート

Illustratorで画像の切り抜きをする

画像を配置

jpg画像を配置してみます。

画像の切り抜き

画像を選択すると上のように「画像の切り抜き」が表示されています。

コントロール

ちなみに表示されていない場合は「ウィンドウ」→「コントロール」で表示、非表示を切り替えることができます。

画像の切り抜きをクリック

画像を選択した状態で「画像の切り抜き」をクリックします。

リンクファイルの切り抜きでは元のファイルのコピーが埋め込まれます。リンク場所の元のファイルは影響を受けません。

警告で「リンクファイルの切り抜きでは元のファイルのコピーが埋め込まれます。リンク場所の元のファイルは影響を受けません。」と表示されます。

OKします。

画像が切り抜き作業が可能

画像が切り抜き作業が可能な状態になりました。

ドラッグ

ドラッグすると切り抜きするサイズを調整することができます。

上下左右斜めからドラッグして切り抜き可能

上下左右斜めからドラッグできます。

適用をクリック

調整できたら「適用」をクリックします。

画像が切り抜かれた

画像が切り抜かれた状態で表示されました。ちなみにこの切り抜かれた画像は埋め込み画像になっています。

埋め込み画像

画像選択して確認すると「埋め込み」となっており埋め込み画像であることがわかります。

フォルダを確認

画像のあったフォルダを確認してみます。

元の画像はそのままの状態です。Illustrator上の埋め込み画像のみ切り抜かれた状態で元画像は切り抜かれていません。

埋め込みを解除

では、今度は埋め込み画像を選択した状態で「埋め込みを解除」をクリックします。

psdで保存

psd形式で保存が出来ます。※必要に応じて解りやすい名前で保存します。

フォルダにpsd画像が保存された

フォルダ内に新しくpsd画像が保存されました。

つまり元ファイルであるjpgはそのままで、別ファイルとして切り抜かれたpsdファイルが増えたことになります。

リンクされたpsd画像

Illustratorで確認してみると画像が埋め込み画像からリンクされた画像に替わっています。そして画像が先程のpsdであることがわかります。

このように新機能では画像をIllustrator上で完結できるようです。

リンクされた画像を切り抜くためにPhotoshopを立ち上げて作業しなくても済むので大変便利ですね。

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