パッケージ機能でイラレの配置画像を収集する

IllustratorCC2017で「パッケージ」の機能を使ってみます。

ちなみにパッケージ機能はCS6(Ver.16.1)から使えるようになったようです。

パッケージ機能とは?

イラレファイルとイラレに配置した画像をフォルダに集める事ができます。

古いイラレの場合、制作中に配置画像が変更になったり画像がリンク切れになったりして、納品時に必要なファイルをチェックするのが大変でした。

(配置画像がフォルダに揃っているか、必要ない画像がフォルダ内に残ってないかなど)

パッケージを使用すると、必要なイラレファイル・配置した画像を集めてくれます。

コピーする設定もあるので、必要なイラレファイルと画像をコピーして集める事が可能です。

パッケージで必要なファイルを集めてみる

実際にパッケージ機能を使用してみます。

イラレに画像を配置

上の様に画像を配置したイラレファイルを制作しました。

3つのeps画像が配置されています。

このイラレファイルが保存されているフォルダを見てみます。

フォルダ

フォルダ内には、イラレファイルと画像6点(イラレに配置してるeps画像3点+必要ないJPG画像3点)があります。

パッケージ

Illustratorでファイルを開きメニューから「ファイル」→「パッケージ」を選びます。

パッケージのオプションなど

保存先とパッケージのオプションが選べます。

今回は、保存先はこのまま同じフォルダにします。オプションはイラレファイルと配置画像をコピーしてリンクされた状態にしたいのでこのまま全部チェックが入った状態で「パッケージ」をクリックします。

その後もOKします。

パッケージができたらフォルダ内を確認してみます。

元のフォルダを見てみます。

パッケージで作成されたフォルダ

フォルダ内に新しくフォルダが作成されています。

これがパッケージで作成されたフォルダになります。

このフォルダ内を開いてみます。

Linksフォルダとイラレとレポート

フォルダ内はイラレファイル、Linksフォルダ、レポートファイルがあります。 イラレファイルは元のイラレをコピーしたものです。(元のイラレファイルはそのまま存在します。)

レポートファイルは今回パッケージした内容が記入されています。(画像やイラレファイルなどの情報)

Linksフォルダを開いて見てみます。

>Linksフォルダ内の画像

配置画像であるeps画像が3点あります。 この画像もコピーして保存されています。(元の画像はそのまま存在します。)

このようにパッケージ機能を使用すると、イラレファイルと必要な画像を自動的に収集してくれるので大変便利です。

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