以前IllustratorCCのグラフツールで様々なグラフを制作しました。(棒グラフを色々な種類のグラフに変更する)
以前制作したグラフの色は黒とグレーでちょっと地味でした。今回はそのグラフの色を変更してみます。

上のようなグラフの色を変更して下のような色にしようと思います。

グラフツールで作成したグラフの色を変更するには大変簡単な方法があるのでその方法を使ってみましょう。

上のようなグラフを作成しました。(グラフ作成方法はこちら)
ツールボックスの「ダイレクト選択ツール」を長押しすると「グループ選択ツール」が表示されますのでクリックします。

「グループ選択ツール」に切り替わりました。

「グループ選択ツール」は「選択ツール」に似ていて「白色の矢印マーク」ですが矢印の右上に「+」マークが付いています。
グループ選択ツールでグラフの変更したい箇所をクリックしてみます。
今回はグラフの右上の「BBB」のグレーの四角をクリックしました。

グレーの四角が選択されました。
ですが、これだと「選択ツール」と同じ機能のように思いますが、次にもう一度四角をクリックしてみましょう。(つまり2回クリックするのでダブルクリックしたことになります。)
グレーの棒グラフも選択されました。
これで、グレーの部分が全て選択された事になります。
では、グレー部分の塗りの色を変更しましょう。

カラーパレットを見ると、選択されているグレー部分の色は、グレースケールでK12.5%のグレーだという事がわかります。

カラーパレットの右上をクリックして表示された項目からCMYK(WEBなどに使う場合はRGB)を選びます。

CMYKになりました。 お好みの色に変更します。

M100%のピンクに変更しました。 選択されていた全てのグレーの部分がピンクに変わっていることがわかります。
では同じように黒いグラフも変更してみましょう。
先ほどと同じように、今度は右上の「AAA」の黒い四角をダブルクリックすると、棒グラフの黒い部分が選択されます。
カラーパレットも同じようにグレースケールになっているので同じようにCMYKにします。
そして今回はC100%の水色にしました。

これで、棒グラフの色変更が完了しました。

完成です。

ちなみに棒グラフ部分以外のテキストも同じような事が出来ます。
テキストの部分も同じ用に「グループ選択ツール」で色やフォントの種類、大きさを変更したりできます。 右上の「AAA」のテキストをクリック。そしてもう一度クリック。

すると「AAA」と「BBB」が選択されます。この状態で、文字パレットでフォントの種類や大きさを変更したり、カラーパレットで色を変更したりできます。

↑フォントを行書体、大きさを11pt、色をC100%、Y100%のグリーンにしました。
この方法を使用すれば、グラフの下のテキストも同じように選択できます。

グラフ左側の数字も同じ用に数字を選択出来ます。

このように「グループ選択ツール」を使用すると、一度に同じ種類の箇所の変更ができるので大変便利です。
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