画像をIllustratorで使用できるベクター形式(パスで出来たオブジェクトの状態)にしてみようと思います。
今回は、左側の男性の画像から右のベクターデータを作成します。
Illustratorの新規ファイルに「ファイル」→「配置」で画像を配置します。
フォルダから画像を選んで配置しました。
配置した画像を選択した状態で「オブジェクト」→「画像トレース」→「作成して拡張」をクリックします。
下のようなダイアログが表示されました。今回はとりあえずOKしてみます。
配置した画像がベクター形式になりました。
かなり細かい所まで表現できています。
オブジェクトの塗りがK100%になっている事がわかります。 試しに違う色の塗りに変更してみようと思います。
オブジェクトを選択してみると細かい部分が選択されていないことがわかります。
この状態で塗りを変更すると、選択していない細かい部分がK100%の黒のままのこってしまいます。 なので、「選択」→「共通」→「カラー(塗り)」を選びます(これはK100%の塗りをすべて選択する意味になります」
アップしてみると細かい黒い部分まで選択された事が確認できます。
カラーパレットの右上をクリックしてCMYKにします。
CMYKにしたら塗りを変更してみます。試しにM100%のピンクにしました。
完成です。
かなり画像に近いベクターデータができあがりました。
追記
画像をカラーのベクター形式にしたり、画像トレースの設定をする方法を更新しました。
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