前回、コーナーウィジットを使って三角形の角を一箇所だけ丸くしました。
前回記事:角一箇所を半径数値指定して丸くする
今回は、「コーナー」のダイアログボックスから「コーナー」や「角丸」の項目を使用してみたいと思います。
●まずは、前回と同じように三角形を作ります。
前回記事同様に、ダイレクト選択ツールで角一箇所を選択し、コーナーウィジットをダブルクリックします。
すると「コーナー」のダイアログが表示されます。
「半径」を5mmにしてみます。
角が一箇所だけ半径5mmの角丸になりました。ここまでは、前回の記事通りです。
●ここから、別の項目を使います。
ちなみに「コーナー」と「角丸」の各マークは以下の通り、
「コーナー」は左から
- 角丸(外側)
- 角丸(内側)
- 面取り
となります。
「角丸」は左から
- 相対値
- 絶対値
となります。今現在は、コーナー:角丸(外側)、半径:5mm、角丸:相対値という設定になります。
●コーナーを角丸(内側)にしてみる
コーナーの項目を「角丸(内側)」にしてみます。
角丸が逆に内側にえぐれた様な形になりました。
●コーナーを面取りにしてみる
コーナーを一番右の「面取り」にしてみます。
角の丸かった部分が無くなり面(まっすぐの状態)になりました。
●角丸の相対値にしてみる
角丸の「相対値」は、オブジェクトの形状にたいしてごく自然な滑らかな形状になります。
三角形という形状にそった滑らかな線になりました。
●角丸の絶対値にする
角丸の「絶対値」は最初使っていたとおりの角丸です。
この「絶対値」は「相対値」と違って設定した「半径」の数値通りの角丸となります。
●ちなみに、「角丸:相対値」で「コーナー:角丸(内側)」や「コーナー:面取り」にしてみると、
「角丸:相対値」&「コーナー:角丸(内側)」
相対値で、内側にえぐれたような角丸になります。
「角丸:相対値」&「コーナー:面取り」
相対値で、角の形状が面取り(丸い部分をカットした状態)に変化します。
※オブジェクトに対して滑らかにしたい場合は「角丸」を「相対値」、、数値通りに正確な角丸にしたい場合は「絶対値」を使用すると良いでしょう。
広告
この記事へのコメント