破線の角を綺麗に整えたい
Illustrator9の破線について過去にブログを更新したのですが、今回はIllustraotor CC(2015)で線を破線にしてみます。線を破線にする方法は基本同じですが、旧バージョンでは破線でオブジェクトをつくると角の破線の長さがバラバラで見た目が良くない事があり気になっていました。しかし今では角の部分を綺麗に出来るようです。
上のような長方形を破線にしてみます。
線のパレットに「破線」という項目のチェックボックスがあります。
今回は、「線幅」を3pt、「線分」を6ptにして、「破線」にチェックを入れてみます。
すると、長方形の線が破線になりました。
ここまでは、以前のIllustrator9で破線にした方法と同じです。
ですが、破線長方形の角をよくみると、見た目があまり良くないです。
本当なら角は直角の線になってほしいのですが、四隅はバラバラの形になっています。
ここで、線パレットの「破線」のチェックボックスの右端を見ると、ボタンが2つ並んでいます。
左側が「線分と間隔の正確な長さを保持」、右が「長さを調整しながら、線分をコーナーやパス線端に合わせて整列」となっています。
今は左側「線分と間隔の正確な長さを保持」がクリックされた状態になっているので、角の形が統一されていません。
では、右側の「長さを調整しながら、線分をコーナーやパス線端に合わせて整列」をクリックします。
これで、角が全て綺麗におなじ形になりました。
よく見ると四隅とも、直角の線になっています。これで、綺麗な破線の四角形が完成しました。
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