前回の続きでillustrator CCの「自動選択ツール」を使用してみます。(前回:自動選択ツールで塗りの色が同じオブジェクトを選択する)
前回は「塗り」が同じ色のオブジェクトを選択して、同じ色を選択されるようにしてみました。
今回、「許容値」を変更して使ってみようと思います。
前回は「塗り」が同じ色のオブジェクトを選択して、同じ色を選択されるようにしてみました。
今回、「許容値」を変更して使ってみようと思います。
まず、前回同様に、「カラー(塗り)」にチェック、許容値を「20」にしました。
そして、まったく同じ塗りのオブジェクトを2つ作ってみました。
「自動選択ツール」を選び、オブジェクトの片方をクリックします。
オブジェクトの片方をクリックすると、同じ塗りのもう片方も選択されました。
ちなみに、この2つのオブジェクトのカラー(塗り)は下のようになっています。
見てわかるようにCMYKで、M100%、Y100%の赤色になっています。
ちなみに、片方のオブジェクトのYを80%にしてみましょう。
ちなみに、片方のオブジェクトのYを80%にしてみましょう。
右側のYを80%にしたので、少しピンクっぽい色になりました。
では、この状態で左の赤色を自動選択ツールでくりっくしてみます。
では、この状態で左の赤色を自動選択ツールでくりっくしてみます。
すると先ほどと同じようにもう片方も選択されました。
あきらかに違う色のぬりですが、これは許容値の数値のためです。
自動選択のパレットを見てみます。
あきらかに違う色のぬりですが、これは許容値の数値のためです。
自動選択のパレットを見てみます。
許容値の数値が20になっています。
つまり、20%以内の色の違いは許容するということになります。
ですのでYが100%の赤色とYが80%のピンクがちょうど20%以内の許容値なので選択されました。
試しに許容値を19に変更すると、片方を選択しても、もう一方は選択されなくなります。
同様に、許容値20の状態で、ピンクのオブジェクトの塗りを「79%」にすると両方が選択されなくなります。
次回は、自動選択ツールのカラー(線)を使ってみます。
つまり、20%以内の色の違いは許容するということになります。
ですのでYが100%の赤色とYが80%のピンクがちょうど20%以内の許容値なので選択されました。
試しに許容値を19に変更すると、片方を選択しても、もう一方は選択されなくなります。
同様に、許容値20の状態で、ピンクのオブジェクトの塗りを「79%」にすると両方が選択されなくなります。
次回は、自動選択ツールのカラー(線)を使ってみます。
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