直方体をイラストレーターで作ってみます。
イラストレーターのCS以降ですと、二次元の面から3Dも簡単に作れるみたいです。
今回はCSより前のバージョンでちょっとアナログな手法で直方体を作ります。
直方体というと、全て長方形の面をもつ六面体です。
たとえば、四角いよくある定番の消しゴムみたいな形ですね。
でも、六面体と言っても、イラストレーター上では、見える面は3面になります。

こんな感じです。
見える面は、水色、黄色、ピンクの3面です。
なので、3面が作れれば良い事になります。
まず水色の面を作ってみます。

次に水色の面をコピーしながら右上斜め方向に移動させます。
Shift+Ctrl+Altを押しながら右斜め上にドラッグすると、簡単にできます。

下の水色面の右のパスをダイレクト選択ツールで選択してコピー+前面ペーストします。 すると、水色面の右端にパスが一本重なった状態になります。

次に、上の水色面の右端も、同じように白ポインタでコピー+前面ペーストします。

水色面に重なって見えにくいですが、実際には下のようなパスがあります。

このパスをダイレクト選択ツールでつなげます。
上は上同士で、下は下同士でポイントをつなげます。
(ダイレクト選択ツールで2つのポイント選択、メニューの「オブジェクト」→「パス」→「連結」)

次は下の水色面の上辺を同じようにダイレクト選択ツールでコピー+前面ペーストします。 つまり、上にパスが一本ある状態です。

次に上部にある水色面の下2か所のポイントを削除して、上のパスだけにします。

2本のパス同士を連結させます。

これで、直方体ができました。
それぞれの面に色をつけて色分けできます。

この記事の動画作ってみました:イラストレーターのCS以前バージョンで直方体を作ってみる
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