イラストレーターで、パスを操作して円柱を作ってみます。
イラストレーターのCS以降ですと、二次元の面から3Dも簡単に作れるみたいですが、CSより前のバージョンでもアナログ手法の作り方で立体っぽくしてみます。
追記
●ちなみに、もっと簡単に円柱をつくる別の方法も更新しました。
速く簡単に作れる円柱 ※この作成方法はすごくシンプルで速いです。アナログな手法でもあるので古いバージョンでも使えると思います。●効果の3Dで円柱を作る方法(CS以降)
まず、円柱の上の部分の「楕円」を作ります。
普通に「楕円形ツール」でお好みのサイズで作ります。
底の部分の楕円を作る
この楕円を「コピー」→「前面にペースト」をします。
もう一度、繰り返します。
つまり、2度「コピー」「前面にペースト」をしたので、楕円が3つ重なった状態になっています。
そして、楕円の一つを真下にずらします。
Shiftを押しながら真下にずらして丁度いいぐらいの場所までずらします。
上のようになりました。
図形全体の形を作る
円柱全体の輪郭を作ります。
先ほど真下にずらした楕円の、上部のポイントを白ポインタで選択して削除(delete)、上の楕円の下部のポイントを同じように削除します。
ちなみに、上の画像では、楕円と、楕円のポイント削除済みが重なってます。 なので、
実際には、こういう図形の上に楕円が重なってます。
この、パスのポイントを削除した楕円の端をお互いにパスでつなげます。
白ポインタで、端のポイントをクリック、もう一つのつなげたいポイントをクリックして、 メニューの「オブジェクト」→「パス」→「連結」でつながります。
同じように、もう片方もパスでつなげます。
円柱の全体が出来ました。
実際には、上部に楕円が1個重なっているので
こんな風になっていると思います。
これで完成です。
円柱の全体と上部楕円が別々の図形なので、それぞれの塗りを変えて、色分けする事ができます。
パスファインダなどを使って、手を加えると少し缶っぽさも出ます。
円柱の作り方でした。
広告
この記事へのコメント