イラストレーターで作業する場合に限らず、ソフトには作業をより効率よくスピーディに進める為に大体ショートカットという機能が付いています。
例えば、イラストレーターでコピーをするときは、オブジュエクトを選択してから、マウスでコピーの項目を選んでクリックすることでコピーをします。
コピーしたものをペーストする場合も、ペーストの項目をマウスで選びクリックすることでペーストできます。
しかし、わざわざ項目を選んでクリックするという作業は、何度も使っているとトータルで作業時間がかなり長くなります。
その作業を、キーを押すだけで済ませることが出来るのがショートカットです。
ちなみに、先ほど例にあげた「コピーしてペーストする」という制作中に非常によく使用する作業ですが、ショートカットを使うと、
「Ctrl+C(マックの場合コマンド+C)を押す、Ctrl+V(マックの場合コマンド+V)を押す」
これだけで作業が済んでしまいます。
メニューから項目を選ぶ手間を考えると作業時間はかなり短縮できます。
いろんな作業をショートカットで済ませれば楽なのですがショートカットの役割を覚えるのも大変なのでここでは、イラストレーターでの作業で頻繁に使いそうな作業用ショートカットを5つ掲載しています。
もちろん、他にもショートカットはあるのでたくさんおぼえればそれだけ効率があがります。
1 コピーする
「Ctrl+C(マックの場合コマンド+C)」
オブジェクトを選択した状態で、CtrlキーとCを一緒に押します。
コピーなので、画面上は何も変化ないですがコピーできてるはずなので次のショートカット「ペースト」をしてみるとコピーされていることが確認できます。
2 ペーストする
「Ctrl+V(マックの場合コマンド+V)」
コピーされたものをペーストできます。
3 カットする
「Ctrl+X(マックの場合コマンド+X)」
オブジェクトをカットします。ここでいうカットとは、オブジェクトをコピーして元のオブジェクトは消すということです。
コピーして消すという作業と同じことです。
4 一つ前の行程に戻る
「Ctrl+Z(マックの場合コマンド+Z)」
一つ前の行程に戻りたいときに使います。
作業中に間違えて、1つ前の状態に戻りたいときに使います。
5 保存する
「Ctrl+S(マックの場合コマンド+S)」
イラストレーターのファイルを保存するときに使います。
上記のショートカットを使うだけでだいぶ時間が短縮できます。
5つのショートカットを覚えてさらに作業時間を短縮したい方は、その他の作業のショートカットを覚えると良いでしょう。
ちなみに、イラストレーターのメニューで自分のしたい項目を選ぶと、項目の右側にショートカットが記載されています。
これを見れば、自分の覚えたいショートカットを知る事ができます。
今回5つのショートカットを紹介したのですが、頻繁に使うショートカットであると同時に覚えやすいショートカットを選びました。
この5つのショートカットのうち、4つは「Z、X、C、V」です。
つまり、キー配列ですべて左下に一列に並んでいるキーです。
そして保存のショートカットSはXの1つ上にありますのでかなり覚えやすいかと思います。
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