タイトル等のデザインに文字間を使う

文字間を調整する

イラストレーターでタイトル(見出し、ロゴなども)を文字で打つと何故かデザインに違和感を感じる事があります。それは、文字と文字の間の広さ、文字間です。

小さな文字の文章では気になりませんが、タイトルなどは、大きな文字で打つことが多いのでその分、文字間が目立ちます。

文字間は、見た目に均等ではないからです。

それは、文字のつくりによります。

文字の「詰め」にチェックをして詰めていても、文字の種類で文字間が違って見えます。

文字のデザイン

例えば、漢字は比較的文字間が狭くみえるつくりのモノが多いですが、カタカナは広く見える事が多いです。

上の画像をみると、その差がわかりやすいかと思います。

30ptの文字で文章を打ち、30ptの正方形を1文字ごとに重ねてみました。

一番上は普通に打った文章、2番目は同じ大きさの水色の四角で文字を囲んであります。

そして3番目は、水色の四角中にある隙間をピンクで示してみました。

そうしてみると、正方形いっぱいの幅をとる漢字に対して、カタカナはだいぶ隙間が目立ちます。

この文字のつくりが文字間が違って見える原因です。

タイトルなどの大きな文字を使う場合は、カタカナなどの文字間を微調整して詰めるとデザイン的にきれいになる場合があります。

注意点としては、フォントの種類を変更すると、文字間が変わる場合があります。

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