2012年04月21日

イラストレーターの文字をグラデーションにする

イラストレーターの文字をグラデーションにする方法です。

グラデーションはオブジュェクトの塗りの色を単色ではなくグラデーションにしたい時に使います。
ですが、文字はそのままの状態ではグラデーションにすることができないので、まず文字のアウトライン化をしなけれななりません。
アウトライン化については、過去記事:文字をアウトライン化するでも説明したとおり、文字を円や四角などと同じようにオブジュクト(図形)にします。文字の状態では塗りをグラデーションにする事が出来ないのですが、アウトライン化した文字は、文字に見えますが図形と同じ扱いなので塗りをグラデーションにする事が可能です。

ここで、一つ注意する点ですが、文字をアウトライン化すると図形ですので、文字を打ちかえるという作業ができません。文字を打ちかえるにはアウトライン化する前の文字の状態っでないとできないのです。そのため、後々文字を違う字に変えたいときに変えられません。ですのでアウトライン化する前の状態とアウトライン化した状態を2つ作成しておく事をお勧めします。
そうする事で、文字変更作業が生じた時の作業を短縮することができます。

ためしに文字をグラデーションの色に変更してみます。
gradation1.JPG
「COLOR」という文字を書いてみました。
この文字の塗りは現在黒色ですがグラデーションに変更してみます。
「COLOR」の文字を選択した状態で、上部メニューの「文字」から「文字をアウトライン化」を選びます。
gradation2.JPG
文字がアウトライン化されました。
これで、この文字は図形と同じ状態になっています。
ですので、塗りの色をグラデーションにする事が可能です。
gradation3.JPG
アウトライン化した「COLOR」を選択した状態でグラデーションのボックス内のバーをクリックします。
上の画像でいうと黒と白の長細い部分をクリックです。
すると、グラデーションが適用されて黒と白のグラデーションに色が変更されました。
gradation4.JPG
再び「COLOR」を選択した状態で、今度は黄色、オレンジ、ピンクのグラデーションにしてみます。
グラデーションのボックスの下部にある鉛筆のようなマークをクリックしてカラーのボックスのCMYKを調整します。
そうする事で、お好みの色を指定する事ができます。
今回は黒、白のグラデーションから黄色、オレンジ、ピンクという2色グラデーションから3色グラデーションへの変更ですので、1色追加しなければなりません。その場合、追加したい位置(上画像でいうとオレンジのマークの辺の位置)をクリックすると、その位置に色が追加されます。
3か所とも色を変更します。
これで、文字をグラデーションにする事ができました。

※なお、バーの上にある、菱形のちいさなマークが2つ見えると思います。
これは、グラデーションの変わり目を調整するものです。
この菱形のマークをクリックした状態でスライドさせることができます。
それによってグラデーションの変わり目をかえることができます。

gradation5.JPG
グラデーションの方向を変えてみました。
さっきまでは左から右へ「黄色、オレンジ、ピンク」でしたが、今度は下からの順の色にしました。
これは、グラデーションのボックス内にある「角度」に数値を入れる事でできます。
今「90度」にしてるので、先ほどのグラデーションを90度回転した状態として下からのグラデーションになっています。
もちろん、この数値を変更することで、ななめのグラデーションや上から順のグラデーションなどに変えたりもできます。

また、種類の「線形」が現在選ばれていますが「円形」にすることもできます。
円形は文字通り、内側、外側と円形のグラデーションになります。

gradation6.JPG
今までは、「COLOR」という文字全部に同じグラデーションを適応させてきました。
1文字ずつグラデーションをかける事も可能です。
今は、「COLOR」がグループ化された状態になっていますので同じグラデーションが適応されるようになっていますので、上部メニュー「オブジュクト」から「グループ解除」でグループ化を解除します。これで文字1つを選択できるようになりますので1文字だけ違うグラデーションにすることができます。
【グラデーションの最新記事】
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2012年04月08日

パスファインダを使ったイラスト制作の方法の考え方

パスファインダを使ったイラスト制作の方法の考え方を書いていきたいと思います。
考え方って言うと解りにくいかもしれませんが、要は何か作りたい形が頭に浮かんでいるとします。
完成形はすでにわかってるが、イラストレーターでどうすればその形を作れるのか?ということになります。
自分はパスファインダを使う事が多いので、パスファインダでの説明をしてみます。
複雑な形の場合、パスを自分でフリーで引いていく場合もありますが、シンプルな形の場合はパスファインダの方がきれいな曲線、直線を活かせるので便利かと思います。

具体的な例を載せてみます。

ケース1
ピンクのハートマークを作りたい。

この場合、完成品のピンクのハートマークの形はすでにわかっています。
pasuf1.JPG
このような形がつくりたいと思ったら、まずこの形を作るためにはどんな方法があるか考えます。
さきほど述べたように、フリーパスだと線がガタついてシンプルな形に向かないのでパスファインダで考えます。
パスファインダの機能と、ツールボックスにある図形を思い浮かべると方法が浮かんできます。
pasuf2.JPG
こういう方法が考えられます。
左から順に言うと、まず角丸の長方形を2つ、角丸部分は長方形の幅と同じ数値にしてるのでちょうど半円になっています。
2つを右45度、左45度にしてクロスするように重ねます。
パスファインダの分割で分割します。
ハートの形以外を白ポインタで選択して消去します。
今回、図を見てわかりやすいように黒い枠線をつけていたので枠線を無しにします。
これでピンクハートの出来上がりです。

パスファインダの機能とツールボックスにある図形(四角、円、角丸四角、多角形など)を考えると、完成品までの制作工程がおもいうかべやすいです。

ケース2
リング(輪っか)が2つ鎖のように交差しいている形を作る

pasuf3.JPG
このような形を作ってみます。
ここで、ポイントとなるのは、普通に輪っか2つだと、交差した状態にならないということです。
ただ単に、輪っかが前と後ろにあるという状態になってしまいます。
つまり、2つの輪っかの交差部分を何とかする事が重要です。
pasuf4.JPG
まずは、輪っかを2つ重ねるまでの行程です。
ここまではさほど難しくなく思い浮かびます。
大きい円1つ、縮小した小さい円を1つ、重ねてパスファインダの全面オブジュェクトで切り抜きをします。
輪っかができました。
輪っかをコピペして、shift押しながら横にまっすぐずらしていきます。
これで、輪っかが2つ重なった状態まではできました。

次にポイントとなる交差部分です。
pasuf5.JPG
これもパスファインダ分割で解決します。
分割によって交差部分が1つのオブジェクトになりました。
片方の輪っかを黄色にします。
交差部分は上が黄色、下の交差部分はオレンジのままにしています。
黒い枠線を無しにします。
これで完成しました。

作りたい図形がある場合、完成品がどんな方法で制作できるかを考える事が必要となってきます。
作る方法は、実は1つではありません。
ただ、どうやったらうまくできるかが重要になってきます。
そのために、パスファインダの機能と、ツールボックスで使える図形を覚えておくと方法が浮かびやすいかと思います。

2012年03月29日

パスファインダの分割ではみ出さないように模様をつけてみる

イラストレーターで何か作成するときに何かと便利な「パスファインダ」ですが、今回パスファインダの「分割」を利用してみます。
分割では、複数のオブジェクトの重なり合った部分を1個のオブジェクトにして、重なりあってない部分も別のオブジェクトとして残します。
文章で書くと何か複雑な感じに聞こえますが、画像で見ると解りやすいかと思います。

試しに長方形に丸の模様を3つつけてみます。
丸は長方形からはみ出してるようにしていますが、完成品としては、「長方形に丸模様」にしたいのではみださないようにしたいと思います。
moyou1.jpg
上の画像のように水色の長方形、丸が3つはみだしているものを作ります。

moyou2.jpg
次に長方形も3つの丸も全て選択した状態で、パスファインダの「分割」をクリックします。
すると、重なり合った部分と重なってない部分がそれぞれ個々のオブジェクトとして分割されます。
分割されたオブジェクトは、この時点ではグループ化された状態になっています。
それでは、このグループ化されたオブジェクトを選択して、メニュー「オブジェクト」→「グループ解除」をします。

moyou3.jpg
グループ解除されたら一個ずつオブジェクトを移動させる事ができます。
上の画像では、重なってなかった部分をそれぞれ移動させてみました。
これで、水色の長方形と重なり合った黄色をグループ化すると「水色の長方形に黄色の丸模様」のできあがりです。

この方法を使うといろいろなイラストを作るときに便利です。

2012年03月10日

中華っぽい見出し用の囲い

tyugoku.JPG見出し文字の周りに飾りをつけることがあったので作ってみました。
中国っぽいのを作る必要があったので、よくラーメン用のどんぶりについてそうな模様でつくりました。
四角っぽい模様を囲いにして右上と左下に雲のような模様をつけてあります。
tyugoku2.JPG
雲っぽいイラストはパス引いて適度な太さと渋めの色でつくりました。
あまり大きく使う物ではなかったので、良く見るとあまり丁寧なパスではないです。

今回、雲と四角っぽい物の2つをつくり、同じ物の羅列で囲いができあがっています。
見出しや文章にあわせたイメージの飾りをつけると、普通の角丸のみの囲いなどにくらべて少し凝ったようにみえるのでおすすめです。



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2012年01月07日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

イラストレーター素材配布サイト「俺のイラストレーター無料素材」を始めました。
まだ素材数は少ないですが少しずつ増やしていきたいと思います。
配布形式はPDFでイラレで開けるので、イラレ形式で別名保存できます。

今年もよろしくお願いいたします。

2011年12月23日

植物のイラストを作ってみる

egoma.jpg
今回は、ちょっとしたイラストを自分でつくるときのコツについて、植物のイラストを例にしてみました。

植物は、生き物などのイラスト同様、曲線が多くイラストにするのは難しいと思います。
自分でイラストを描ける人であれば良いのですが、そうでないとかなり大変なので以前にも書いたように自分で撮った写真をもとにトレースするとかなり自然な仕上がりとなります。

コツとしては、輪郭をどこまで描くか、という事を意識しながら輪郭を線で描いていく。
塗りが必要な部分は、作っておいた輪郭を背面にコピペして「塗りのみ」にしておく。
つまり、輪郭部分と塗り部分は、別々にしておきます。
葉っぱのしわなどは、あまり細かいしわまで輪郭として描くとゴチャゴチャしてみえるので、目立つしわのみ描きます。
色もなるべく使う色を少な目にして全体の統一感をだします。
場所によっては、グラデーションを使うと良いかもしれません。
輪郭がきつく感じる場合はお好みで、線を細くしたり、色を薄くしたりして調整すると良いかと思います。

細かすぎず、すこし大雑把ぐらいな方がイラストとしては綺麗に見えるかもしれません。
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2011年12月04日

イラストレーターで年賀状の素材をつくる

今回、年賀状の素材を作ったり、文字(フォント)の種類、サイズを調整してみます。

nengajou2012.JPG
上の画像のような年賀状を作ってみます。
基本は前回までの年賀状の作り方と同じです。
ただ、今回は富士山のイラストと太陽のイラスト、恭賀新年の文字、あいさつ文、名前、2012の数字が入っています。
本当は、データ上は、年賀状サイズより、富士山のイラストははみ出るくらいのサイズですが、今回の画像では出来上がりの状態で表示しています。

まず、富士山のイラストの作り方です。
イラストは元々イラストが描ける方ならよいですが、そうでないとかなり難しいものです。
そのため、うまく描くために下絵を敷いてなぞる方法を今回使っています。
もともときれいなイラストがあれば、そのままそのイラストを使えばいいのでなぞる必要もないのですが、著作権などの問題で使用できないものが多いです。
しかし、自分で撮った写真であれば使用できます。
その写真を画像としてイラストレーター上に配置して、パスでなぞる方法でイラストにしました。

次に恭賀新年の文字です。
筆で書いたような書体(フォント)を選んでみました。
目立たせたい部分なのでフォント数も大きくしてあります。
また、大きめの文字だと、文字と文字の間が、文字の形によって離れたりしてみえる場合があります。
そのため、文字と文字が離れて見える部分は文字間を縮めて調整します。

あいさつ文は四角の範囲内に文字を入れてありますが、文章の中途半端な部分で改行になってしまわないように気を付けます。

文字間を詰める事と、余白のバランスを取ると見やすくなります。

posted by BB at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 年賀状作成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

イラストレーターで2012年の年賀状を作るpart4

年賀状作成の続きです。
前回、作成したものに文字を打ちます。
今回は、謹賀新年と打ちました。
nenga41.JPG
謹賀新年の下には、お好みの文面を打っていきます。
ただ、長い文面は、途中で折り返さないとハガキをはみ出してしまいます。
この場合、最初に四角をつくり、文字を四角の範囲内に打ちます。
文字ツール「T」を長押しすると、「四角い囲みの中にT」のマークが出るのでそのツールで四角の左端をクリックすると四角の中に文字が打てます。(範囲内に文字を打つ方法の詳しくは、過去記事「イラストレーターで範囲内に文章を入れるには」へ)

範囲内に打った文面は、右端が揃ってないと見た目が良くないので段落設定で右端を揃えます。(過去記事:エリア内文字の段落設定
その他にも、文字を詰めたいなど文字に関する事は「文字についてカテゴリ」へ


これで、はがきをプリントすればよいのですが、最初に作ったはがきサイズの四角は、枠の色を無しにしておきましょう。
このままだと黒い枠までプリントされてしまいますので・・。

以上で、年賀状の作成は終了です。
でも、これだとちょっとあじけないので次回は、年賀状につかえそうな素材など作ってみたいと思います。
posted by BB at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 年賀状作成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする